代表メッセージ

伊藤ハム米久グループ理念 『私たちは事業を通じて、健やかで豊かな社会の実現に貢献します』

伊藤ハム米久ホールディングスにおけるグループ最大規模の食肉生産会社であるサンキョーミート株式会社は1996年に有明ミート㈱ 霧島ミート㈱ を主力プラントに3社が合併して操業を開始しました。 牛肉については、有明ビーフプラントが2002年に対米輸出 2014年に対EU輸出ライセンスを取得し、主力ブランドである“伊藤和牛”を中心に、現在、世界48の国と地域に和牛を輸出しています。 2023年には有明ビーフプラントに、対米輸出ライセンスを取得した『牛肉スライスパック工場』を新設。 和牛正肉の輸出のみならず、ステーキカット・焼肉用スライス・しゃぶしゃぶ等々、和牛の一次加工製品の製造を開始し 世界に向けて “和食の文化” の輸出を目指し新たな需要の開拓を進めています。

豚肉については、2019年 有明ポークプラントにヨーロッパ最新鋭の設備を導入し、処理頭数を20%向上、スタニング方法の変更などアニマルウェルフェアも考慮した生産方式となり 『家畜に優しい 人に易しい 環境にやさしい』 食肉プラントを目指しています。 国産黒豚ブランド『黒の匠』の生産量は鹿児島エリアNo.1を誇り地元への貢献も当社の理念の一つであります。

2023年 新たに 伊佐市にサンキョーミート伊佐ミートプラントを開設、3拠点4工場の体制となり南九州エリアにおける生産規模の拡充を実現させました。 当社の存在意義は、生産農場と消費者を結ぶ重要な社会インフラとしての機能です。 生産者の皆様が丹精込めて育て上げた「家畜」を卓越した技能と優れた衛生管理で最高レベルの「食肉」にすることであり、皆様から「おいしい!」の一言を頂けることが当社にとって最高の喜びであります。 従業員一同グループ理念の実現の為、日々精進し技術の研鑽、衛生観念の向上に努め、サンキョーミートの更なる企業価値と、畜産王国九州エリアにおけるプレゼンスを高めると共に、地域への貢献を果たし地場産業である畜産事業の更なる発展により、日本No.1の食肉生産会社を目指して参ります。 皆様のより一層のご理解、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

サンキョーミート株式会社
代表取締役社長 金森 史浩