永田 希入社2年目（都城高校 普通科）有明ポークプラント生産2課
入社の理由について
入社のきっかけは？
職場見学でここだったら働けると思った。
高校３年生の春くらいに進路について考え始めました。就職先を調べていた時、友達からたまたま「私のお母さんが働いていて、おすすめの会社だよ。」とサンキョーミートを教えてもらったのがきっかけです。自分で調べてみると、伊藤ハムグループでお肉の生産工場ということがわかり、実際に職場見学に行くことにしました。
職場見学に行くと、事務所だけでなく、工場を見せてもらうことができました。まず牛や豚がたくさんいたことに驚きました。また工場内では、みんなテキパキと働いている姿が印象的でした。 私は、ゆったりした性格なので、最初はついていけるかという不安もありましたが、働いている方の雰囲気や、案内される方が優しく丁寧に教えてくれたりして、「ここだったら働けそうだな」と感じて入社をすることを決めました。
入社して感じた、会社の魅力は？
はじめての仕事ですごく不安はありましたが、先輩がとにかく優しいです。ひとつひとつ丁寧に教えてもらえるのはもちろんですが、私が不安や困ったなという表情をすると、すぐに声をかけてくれます。「こうやるんだよ。」とわかるまで一から十まで教えてくれるのは本当にありがたいです。
新人の私でもいろんな場所を経験させてもらえて、成長の機会をもらえることも魅力だと思います。「ここちょっとやってみる？」と言われて、いつもと違う作業を行うことがありますが、先輩が丁寧に教えてくれるという絶対的な安心感があり、日々、いろんなことにも挑戦しています。
仕事内容について
業務内容について教えてください
お肉のカットを担当しています
具体的には牛のモモ肉を担当していて、ブロック（大きな塊）肉を分割することや、お肉についている脂を薄くしたり、血管をとって綺麗にしたりする作業を担当しています。最初は研修期間がちゃんとあるので、ナイフの扱い方から、切り方など丁寧に教えてもらうことができます。また思い出に残るエピソードとして研修期間中に「のぞみさん、今からここやってみようね。」と製造ラインにいきなり入った時は、びっくりして緊張しましたが、先輩が横でこれでもかというくらい丁寧に教えてくれたので安心して行うことができました。
業務をする上で意識・大切にしていることは？
先輩の動きを真似て早く一人前になれるように取り組んでいます。
製造ラインに入っている時、たまに左右でお肉が入れ替わっているたり、前工程でお肉を２分割しないといけないのにできていなかったりする時があります。気付いたら進んでやるようにしています。仕事を続けていて経験が増えてくると、違和感やミスに気付くことができるようになりました。
特に製造ラインの流れが速い時や前工程の先輩のスピードが速い時は大変です。自分の作業が遅れると全体が遅れてしまうので、最近は常に先輩の仕事のやり方を観察し、技術を身に着けようとしています。職場の先輩たちを見ていると、本当に作業のスピードも速くて、動きが洗練されているんです。しかもスピードが速いだけでなく、ナイフもスゥーっと入って切れ、お肉の断面が本当に綺麗なんです。私とどう違うのかと、よくよく観察していると手だけで切るのではなく、身体全体を動かしていることに気付き、今、まさに先輩の動きを真似て、絶賛修行中です。
仕事で大変だと感じることは？
お客様の細かな要望に応えていくこと
サンキョーミートに入って初めて知ったのですが、枝肉は１頭ごとに値段が決まっています。また１頭毎に購入した人もいます。もし私がミスをしてしまったら取引先にも迷惑がかかります。良い意味で責任やプレッシャーを持ちながらやっています。だから、悩んだり、わからないことは必ず先輩に聞くようにしています。
また１頭毎にお客様のオーダーが違うので、お客様毎の規格を覚えるのが大変です。規格が微妙に似ているけど、違うこともあるので1頭1頭集中して作業しないといけないのは大変です。
例えばローストビーフは、赤身が大切なので、脂も筋も全部取ります。5ミリとか1センチくらいの脂身や血管を綺麗にすべて取っていくので1頭カットするのに通常の倍くらいかかるので大変ですが、こういった細かいところまでお客様の要望に応えてやるのがサンキョーミートの強みだと思います。
仕事のやりがいについて
仕事のやりがいを感じる瞬間は？
1日を終えてやりきった瞬間
お得意先様毎の多くの規格を覚え、その日、ひとつのミスもなくやり切った時に感じます。仕事終わりに作業服から普段着に着替えて、会社をふと出た瞬間に気づくんです。「今日、私ミスがなかったな。よっしゃー！って一人、心の中でガッツポーズ」をしてます。また難易度が高いと言われる新たな仕事を、途中まで一人でできるようになり、一歩前進した時も自分の成長が嬉しく、やりがいを感じています。
今後の目標について
いろんな場所を覚えていくこと
まだ入社して日が浅いので、とにかくひとつひとつの作業を覚えていきたいです。まずは今、自分が作業をしている前後の工程を覚えて、ゆくゆくはどんな作業でもできるようになりたいですね。
